TSE
封管装置
封管装置TSEは、そのコンパクトな設計により、石英管での燃焼のために、アンプルを割るか、サンプルを複数のアンプルに分割するか、またはサンプルを準備して密封する真空ラインとして機能します。また、TSEは自前のAMS機能を持たない研究所にとって、¹⁴Cの前処理のための利便性が高く多用途の装置でもあります。TSEによって準備されるアンプルは、将来の分析のためにガスインターフェイスシステム GIS で格納と出庫を行うことができ、また真空密封黒鉛陰極は、出庫と格納を無期限に行うことができます。
TSEは、手動で操作し、また燃焼管の密封のために9 mm Ultra-Torr®ポートを2つ、石英管とガラス管の密封のために4 mmポートを2つ、および9mmのサンプル管に対する蛇腹管クラッカー付きの½インチUltra-Torr®ポートを1つ備えています。また、真空ラインは、2つのキャリブレーションボリューム (1バールで700および2,100 μgの炭素に対応するCO₂として )、デジタル読み出し付きの2つの圧力トランスデューサ (0~3,000ミリバール )、および水分除去のためのペルチェ冷却機で構成されています。
特徴
- 使いやすい真空ライン
- 圧力読み出し付きの2つのキャリブレーションボリューム
- 水分凝縮のためのペルチェ冷却機
- 圧力、炭素質量、温度の表示
仕様
- 独立した2つの圧力トランスデューサ
- 700および2,100 μgの炭素用のキャリブレーションボリューム
- -20℃での水分除去用のペルチェ冷却機