サンプルスループットの新次元に到達
元素分析装置vario MAX cubeは、最大5 g/5 mLの試料中の炭素、窒素、硫黄を高温燃焼法で分析できるよう最適化されています。24時間365日の無人運転を可能にするようデザインされており、大きな試料量、多様な試料タイプ、燃焼灰が多いといった問題に直面しているハイスループット・ラボのニーズを満たします。時間と手間の掛かる試料前処理を必要とせず、90検体用オートサンプラーと自動化された燃焼灰排出機構により、夜間の無人運転でサンプルスループットを最大化し、ラボの運用効率が高められます。
特長
高度な自動化と容易なメンテナンスによる、最高のサンプルスループットを実現
vario MAX cubeは、幅広い種類のサンプルをわずか5分という時間で高速分析が行えます。この装置では、24時365日の無人運転と高いサンプルスループットが、いつでも試料を追加できる90検体用オートサンプラーや自動燃焼灰排出機構などの統合された自動化機能によって達成できるようデザインされています。これは、特に土壌や堆積物のように灰分が多い試料の場合に、装置の連続稼働時間を大幅に増加させます。また、長期間安定したキャリブレーションのおかげで、vario MAX cubeは頻繁で時間のかかる再校正を回避できます。これはメンテナンスに費やす時間を大幅に軽減し、結果としてシステムの連続稼働時間が格段に長くなります。メンテナンスが必要な時はいつでも、ユーザーフレンドリーなクランプ式配管接続により工具不要なメンテナンスが行えます。さらに、電熱炉はスライド式で引き出せるため、燃焼管の脱着時に快適な作業姿勢を保てます。
安心の10年保証
素晴らしい堅牢性と長寿命を備えたvario MAX cubeだからこそ、当社は高温燃焼炉と熱伝導度検出器 (TCD) に10年保証を付与します。また長期サポートを大切にする当社のポリシーとして、製造中止後、最低10年間のスペア部品の供給を続けます。これにより、保有期間に掛かるトータルコストを大幅に抑えて投資回収に貢献します。