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炭素及び硫黄分析rapid CS cube
rapid CS cube
炭素・硫黄分析装置
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高精度な炭素・硫黄分析

業界最高の性能を誇る炭素・硫黄分析装置rapid CS cubeをご覧ください。本装置は、炭素・硫黄が同時、迅速、自動的に分析が行え、石炭・コークス、土壌試料、廃棄物の分析用に特化しています。連続稼働時間が長く24時間365日の無人運転行えるため、rapid CS cubeはわずかなメンテナンス頻度であらゆる元素分析のニーズに最高の精度と正確さで応えます。

rapid CS cube 製品ハイライト

幅広い試料タイプ

幅広い試料タイプと試料量に対応

簡単なメンテナンス

クリーン燃焼により、ダストの生成など装置内部のコンタミネーションを抑制

検出器一つで測定範囲全体をカバー

優れた分析感度とキャリブレーション頻度の低減

準拠公定法

ASTM 4239 (石炭/コークス中の硫黄)、ISO 15178 (土壌中の硫黄)、EN 15936 (固体中のTOC)、など

特長

幅広いアプリケーションに対応

rapid CS cubeは、次のように幅広いアプリケーションに柔軟性に対応します。本装置は、例えば、石炭400 mg、微量化学物質1 mg未満、植物試料100 mgを、高い精度と正確さで分析できます。自動測定用のオートサンプラーは、試料量や求めるスループットに応じて、60~120検体の範囲内で段階的にカルーゼルを選択できます。また、rapid CS cubeは、試料を前処理 (酸添加 + 乾燥) した後に全有機炭素 (TOC) を直接測定したり、液体用オートサンプラーを取り付けて液体試料を測定することも可能です。さらに、全無機炭素 (TIC) や塩素の測定用オプションの追加も行えるため、rapid CS cubeは幅広いアプリケーションで活躍できます。

クリーン燃焼による簡単メンテナンス

rapid CS cubeは、24時間365日、無人で炭素と硫黄の迅速分析が自動で行えます。試料をスズ箔 (固体試料) やスズカプセル (液体試料) に包むことで、粉塵の発生や装置内部の汚染を防ぎ、面倒な装置クリーニングが不要となります。この結果、メンテナンス頻度が非常に低く(燃焼灰をトラップするアッシュフィンガーの交換のみ必要)、装置の連続稼働時間が大幅に延びます。メンテナンスが必要な時はいつでも、ユーザーフレンドリーなクランプ式配管接続により工具不要なメンテナンスが行えます。また、電熱炉はスライド式で引き出せるため、燃焼管の脱着時に快適な作業姿勢を保てます。

検出器1台で全測定レンジをカバー

rapid CS cubeは、スペクトル干渉の影響を受けることなく、全測定範囲を1台の検出器と1つの校正曲線で網羅できます。シグナルの検出には、硫黄ならびに炭素の分析用にカスタマイズされた、専用IR検出器を使用します。これらの結果、非常に良好なS/N比と優れた分析感度を備え、濃度未知のサンプルでも問題なく測定が行えます。また、1台の検出器で全測定範囲を網羅できるため、キャリブレーションに掛かる労力を最小限に抑えることができます。

準拠公定法

rapid CS cubeは、石炭とコークスの分析に関する国際的な公定法に準拠するようデザインされています;ASTM 4239 (石炭/コークス中の硫黄)、ISO 15178 (土壌中の硫黄)、EN 15936 (固体中のTOC)、など

安心の10年保証

素晴らしい堅牢性と長寿命を備えたrapid CS cubeだからこそ、当社は高温燃焼炉に10年保証を付与します。また長期サポートを大切にする当社のポリシーとして、製造中止後、最低10年間のスペア部品の供給を続けます。これにより、保有期間に掛かるトータルコストを大幅に抑えて投資回収に貢献します。

製品の詳細

このrapid CS cubeは以下のモードで分析できるよう最適化されています。

  • CS
  • C
  • S
  • Cl*
  • 固体中TIC*

*オプション扱い

秤量範囲

ミクロレンジ (<1 mg) ~ マクロレンジ (1 g) 、試料タイプによる

元素濃度範囲

大きなダイナミック元素濃度レンジ:
C:最大40 mg absolute もしくは0 - 100 %
S:最大20 mg absolute もしくは0 - 100 %
Cl*:最大1.2 mg absolute もしくは0 - 100 %

精度

<1 % absolute(均質物質の場合)、ただし試料タイプ、分析モード、システム構成による

分析時間

1元素あたり~3 - 5分、ただし元素濃度、試料重量、試料タイプ、測定モード、およびシステム構成による。

*オプション扱い

高温燃焼による試料の完全燃焼分解
rapid CS cubeの電熱炉は、測定時は常に1200°C付近に保持されますが、試料を包むスズ箔やスズカプセルの燃焼熱により試料の燃焼部位では最高1800°Cに達します。純酸素雰囲気下では、BaSO4を含めて試料中の硫黄成分はすべて燃焼酸化してSO2へ変換されます。また、炭素はCO2に変換され、いずれの元素も非分散型IR検出器で検出されます。

検出器

  • 炭素/硫黄:SO2/CO2に特異的な赤外線検出器
  • 塩素:電気化学式検出器*

試料導入部

  • 内蔵式オートサンプラーは、60検体用、80検体用*、または120検体用*のカルーゼルを選択可能(固体もしくは液体の試料をカプセルに封入した場合)、分析時に分析試料の追加が可能

  • 液体試料を直接注入するタイプのオートサンプラー* (2 mlバイアル、50検体用カルーゼル) は洗浄用と廃液用のバイアルも完備、分析時に分析試料の追加が可能

電熱炉の最高温度

1,200 °C (試料をスズ箔に包む場合は試料燃焼時に1,800 °C)

機器コントロール

Windows®ベースのrapid CS cube専用ソフトウェアの主な機能は、測定、解析、LIMS統合、自動スリープ・ウェークアップによる自動夜間運転など。21 CFR Part 11に対応*

使用するガス

酸素もしくは合成空気

本体サイズ

48 x 55 x 55 cm (幅 x 奥行き x 高さ)

*オプション扱い

電子天秤:

電子天秤と元素分析装置の接続が可能です。また当社の製品は多くの大手メーカ製品との互換性を有します。詳細については、お問い合わせください

試料成形ツール:

試料前処理の簡素化用として、スズ箔やスズカプセル内に試料を封入するための手動式プレスツールや、紙に包んでペレット状に成型するための機械式プレスを別途ご購入いただけます。

カプセル封入プレス:

液体試料や外界の刺激に敏感な物質を扱う場合には、不活性ガスでパージしながらスズカプセルもしくは銀カプセルに密封できるツールをご購入いただけます。

石炭標準物質

硫黄濃度として0.5%から2.5~3.5%の範囲内

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製品フライヤー
フライヤー rapid CS cube
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rapid CS cubeで測定された乾燥蒸留穀物の硫黄含有量
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汚泥堆積物、固形廃棄物中の炭素測定
土壌、堆積物、汚泥、固形廃棄物中の炭素の測定
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rapid CS cubeを使用した石炭中の炭素と硫黄の分析
rapid CS cubeを用いた石炭中の炭素と硫黄の分析
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Unique high precision chlorine analysis for a large concentration range
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