環境水・排水TOC分析の新鋭機
enviro TOCは、環境や廃水に含まれるTOCやTNbの測定に特化した、革新的で未来志向の機器分析ソリューションです。高温燃焼触媒酸化方式を基本原理とする当社のTOC分析装置は、数十年にわたり環境水分析や排水分析の分野で高い評価を得ています。enviro TOCはこれまで培った技術的ノウハウと最新の革新的テクノロジーの融合によって生まれました。この製品は、固体を含む幅広い種類のサンプルマトリックス、高い分析精度、高サンプルスループットへの適応が求められる、環境・水分析専門ラボのニーズに最適な一台です。
SALTTRAPによるマトリックス分離による、消耗部品の延命と低ランニングコスト
塩分を含むサンプルを燃焼させると、その塩分は燃焼管内で結晶化します。 石英ガラス製の燃焼管の表面や触媒の内部で結晶化が起こると、それらの寿命は劇的に短くなります。 enviro TOC独自のSALTTRAPは、濃縮塩溶液の場合でも、燃焼管と触媒のメンテナンス間隔を延ばせるためユーザーフレンドリーです。そして、ランニングコストが大幅に削減されます。塩の性質にも依存しますが、一般的には燃焼温度を下げることで結晶化を低減できます。 しかしながら、塩は溶融点で直接トラップされるため、SALTTRAPのみが確実に燃焼管をガラスの腐食から守ることができます。
安心の10年保証
素晴らしい堅牢性と長寿命を備えたenviro TOCだからこそ、当社は高温燃焼炉に10年保証を付与します。また長期サポートを大切にする当社のポリシーとして、製造中止後、最低10年間のスペア部品の供給を続けます。これにより、保有期間に掛かるトータルコストを大幅に抑えて投資回収に貢献します。